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CLIN-TS株式会社
液体軟窒化処理は塩浴技術とも呼ばれ、ドイツの工業化学製品メーカー・デグザ社が開発したガス軟窒化処理「タフトライド」が有名ですが、弊社が導入した液体軟窒化処理「ARCOR（アルコー）」はこれを更に改良、進化させた処理法です。
所在地：〒377-0005 群馬県渋川市有馬2429-195
TEL：02-7925-8066
FAX：02-7920-5366
TEL：02-7925-8066
FAX：02-7920-5366
会社設立：2008年4月
英文社名：Tokyo Techniques Surfaces Co Ltd.
設立目的：金属部品等の製造、表面処理と加工、販売
英文社名：Tokyo Techniques Surfaces Co Ltd.
設立目的：金属部品等の製造、表面処理と加工、販売
世界最先端の窒化処理
ARCOR®（アルコー）処理（溶融塩液体軟窒化処理）技術
新タフトライドARCOR処理は、主に熱化学軟窒化処理と酸化（表面改質）処理することをいいます。
ARCOR処理は窒素と炭素により、鉄材料性能を著しく向上させます。
また、従来のタフトライド処理よりも高度が高く、歪が少ない特徴が立証されております。
窒素と炭素を金属表面より拡散浸透させて、表面に安定的な炭窒化層を形成させ耐食性にすぐれた次世代処理です。
ARCOR®
590℃
90分
タフトライド
580℃
90分
加工用途
・エンジンバルブ
・クランクシャフト
等
特徴
ARCOR®は下記の性能を向上します。- 耐摩耗性
- 耐焼付性
- 耐食性（塩水噴霧試験により800時間、ガス軟窒化と比べて5倍以上）
- 抜群の摺動性
- 疲労強度
- 外観
球体上の自動車部品
中性塩素噴霧試験
中性塩素噴霧試験
| 耐食性 | |
| ガス軟窒化 | 150時間 |
| ARCOR®処理 | 800時間 |
ガススプリング
酢酸塩水噴霧試験
酢酸塩水噴霧試験
| 耐食性 | |
| クロムメッキ | 20時間 |
| ARCOR®処理 | 120時間 |
- 剥離問題が無い
- 経済的
- フレキシブル
- 処理時間の短縮（納期)
- 環境に優しい
- 多目的効果が発生
改善の多くはハードクロムを変更しています。
環境：排水を流さないクローズドシステム
軟窒化処理の環境アセスメント
2001年に、ドイツのブレーメン国立大学とドイツ研究協会はドイツ環境省の評価法に基づいて「軟窒化処理の環境アセスメント」という評価を行いました。その中立なアセスメントによって、液体軟窒化はガス軟窒化よりも環境に優しいことが判明しています。
軟窒化処理の環境アセスメント
処理の例：シリンダーロッド
ハードクロム（相手部品PTFEシール）
問題点
- 密着性が落ちクラックが発生したためシーリング降下が低下していた。
- マイクロクラックによる磨耗抵抗が増大していた。
変更後
ARCOR
改善内容
- 製品表面処理を変更することにより密着性が著しく向上した。
- 窒化層にすることでクラックを無くし、すべり性が向上した。
- 塩水噴霧試験にて400時間up