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部品対応の例
シリンダーロッド

変更前
 ハードクロム(相手部品PTFEシール)
問題点
  • 密着性が落ちクラックが発生したためシーリング゙降下が低下していた。
  • マイクロクラックによる磨耗抵抗が増大していた。

変更後
 ARCOR
改善内容
  • 製品表面処理を変更することにより密着性が著しく向上した。
  • 窒化層にすることでクラックを無くし、すべり性が向上した。
  • 塩水噴霧試験にて400時間up



エンジンバルブ(ディーゼル及びガソリン車)

変更前
 ステンレス素材にハードクロムめっき
問題点
  • 自動車メーカーは、エンジンの寿命を延ばしたいと考えており、エンジンバルブの磨耗抵抗が問題となっていた。
  • エンジンデザイナーは、摩擦損失を減らすことにより燃費の消費とそれによる大気汚染を抑えたい。
                     
変更後
 ARCOR
改善内容
  • 摩擦性能が向上した。
  • ガイドの磨耗が低下した。
  • 窒化層にすることでクラックを無くし、すべり性が向上した。
  • 塩水噴霧試験にて400時間up



a
インジェクションポンプ軸

変更前
ガス窒化処理された鋼
問題点
  • 軸に水が付着しサビが発生するので、相手(ボア)との磨耗が発生していた。
    まず
    1. 硬度が不十分、
    2. 耐食性が不十分なためとなった。(塩水噴霧試験<200)

変更後
ARCOR
改善内容
  • 軟窒化処理が均一になったため、摩擦性能が向上した。
  • 塩水噴霧時間は、400時間を越えて耐食性が向上した。



a
ゲートバルブ

変更前
ステンレス鋼
問題点
  • ステンレスの間の摩擦により動作が鈍くなってしまう。
  • ステンレスは高額なため。
     
変更後
ARCOR
改善内容
  • 窒化層により磨耗性が向上した。
  • 塩水噴霧試験(100時間Up)。
  • 金属鋼(ステンレスを使用しない)を使用したため、コストを抑えた。
 


a
アルミダイキャスト剤のショットスリーブ

変更前
ガス窒化処理、スリーブはH11又H13鋼(Cr5%)
問題点
  • 内部に磨耗があるため、アルミが付着してしまう。
  • アルミの射出スピードを上げる(Increased flow speed)必要がある。

変更後
 ARCOR
改善内容
  • 射出スピードを向上させた。
  • スリーブ内面の均質処理が施された。
  • 熱疲労性が向上し、高耐食性。
   


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